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Personal Care
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Nutrinvent Balance – 頭皮の皮脂を抑制する新カプセル化アクティブ原料

あるとき、そしてまた別のときでも、同じような悩みが頭に浮かびます。-洗うのか洗わないのか。
忙しい現在の生活の中で、完璧なシャンプースケジュールを組み立てるのはかなり難しく、私たちは常に時間を節約しながらも、フレッシュで豊かな髪をより長く維持する方法を探しています。私たちの中には、週に1-2回、私たちの髪を洗うことができることが幸せな人もいますが、髪の質感や適度な油分を保つため、より頻繁に髪を洗いたい人もいるかもしれません。ニュートリベントバランスは、私たちの最新のヘアケア技術は、即時に頭皮の皮脂減少をもたらすように設計されており、毛髪をより長くきれいに保つのに貢献します。

多くの利点を有した新カプセル技術

この新しいヘアケアアクティブ原料は、使用時および配合時の両方において多くの利点を有したカプセル化技術を利用しています。
テクノロジーの専門家であるRenata Raffinからは、カプセル化技術については後で詳しく説明しますが、最初に理解してほしい重要な問題は、そもそも髪が脂っぽくなる原因は何かということです。

Nutrinvent Balance

皮脂は皮膚の皮脂腺によって分泌される油性物質です。トリグリセリド、ワックスエステル、スクアレンおよびコレステロールを含む様々な成分から構成されています。頭皮(いわゆるスカルプ)も顔と同様に油状になります。皮脂産生自体は、人間にとって正常な生理的機能であり、頭皮の健康を維持するために必須です。それは、外部からの刺激に対するバリアになってくれて、毛髪や頭皮の水分量を最適レベルに維持するのを助けくれます。また、滑らかで輝く健康的な毛髪の支えにもなっています。

あらゆる頭皮の問題を解決します

乾燥タイプから油性タイプまで、さまざまな種類の皮膚のタイプがあるのと同じように、頭皮から自然に産生される皮脂のレベルもさまざまであり、Mintelによると、世界人口の4分の1以上が過剰なオイリー頭皮に苦しんでいます。しかし、これは遺伝の影響だけではありません。ホルモンの変動や人間の外部環境の変化も、オイリーな頭皮の増加の原因となります。

 

頭皮の皮脂の過剰な産生は、フケ、炎症、脱毛などの、よくありがちな髪の問題の原因となりえます。脂っぽい髪がもたらす望ましくない見た目と組み合わせると、油っぽい頭皮で苦しんでいる人たちがシャンプーボトルに何度も手を出したくなる気持ちになるのは驚くことではありません。洗浄を重ねるのは脂っぽい毛髪に対処するためのベストな解決策のようですが、より高い頻度で毛髪を洗浄すること自体から、別の問題を生み出してしまいます。適切なケアやコンディショニングを行わない、頻度の高い洗浄は、毛髪をより脆く、破損しやすい毛髪してしまう可能性もあるのです。

特に油性の頭皮を持つ私たちは、高い洗浄効果を謳うシャンプーを求めがちですが、このような製品はたいてい、私たちが探している“聖杯”ではありません。多くのシャンプーには、より高いレベルの界面活性剤(髪や頭皮をきれいにするための成分)が含まれています。このようなシャンプーはとても清潔な毛髪のように感じる「しっかりしたきれいな」感覚をもたらしてくれますが、適切なコンディショニングがなければ、髪の手触りは悪くなってしまいます。 

新たなスキンケア市場に対応

スキンケア市場は、オイリー肌やにきび、感想肌から敏感肌タイプまで様々なタイプの皮膚に対応するために、多種多様な製品に溢れています。「毛髪のスキン化」は、ヘアケア市場の発展につながり、"skintellectual"な消費者は、頭皮ケアの重要性により熱心に学ぶようになりました。彼らは、健康な毛髪は健康な頭皮から始まることを認識し、ベーシックな洗髪ルーチンから離れ、さらにホリスティックなケアに向かっています。この動きは、より革新的な製品タイプとベネフィットを求めていることを意味しており、特定のニーズやトラブルを手助けするためのマルチステップな習慣に移行しているようです。

ヘアケア製品を購入する際の重要なポイントは、便利さであり、迅速かつ使いやすいタイプが普及しています。時間は現代の消費者にとって貴重な商品であり、そのため、長期にわたる結果を有する高機能処方はウォッシュリストの一番上に記載されています。特に、より頻繁に、毎日、毛髪を洗浄したいと感じている消費者にとって、頻度を少なくできるのは理想的です!近年、ドライシャンプーの販売が増加しており、ドライシャンプー市場は2025年までに約7%で成長すると予測されています。(Mintel調べ)これは、消費者のライフスタイルの変化と、髪を洗いたくないというニーズを示しています。特に、環境配慮への意識を持った消費者は、彼らの美容習慣の一環として、周囲の世界に及ぼす影響がどれほどなのか認識しようとしています。Mintelの最近の報告によれば、消費者の57%は地球への影響を減らすために美容習慣を変えようとする意欲があり、27%の消費者はバスタイムではより少ない水を使いようと試みています。そのため、性能を損なうことなく節水ができる方法は消費者にとってアピールすることは有効で、毛髪を頻繁に洗浄する必要がないという便利さもポイントになります。

 

このことから、ヘアケア市場は、頭皮または髪の見た目を損なうことなく、オイリー頭皮に効果的に取り組む製品を創造するためにさらに前進する必要があります。加えて、髪を洗う時間も減らすことができて即効性もある処方となると、とても不可能なことだと思われるのでしょうか?

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執筆者

  • Danielle Jamieson Marketing Coordinator
  • Renata Raffin Research and Technology Manager
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