クローダの持続可能性 – 持続可能なパーソナルケア原料
持続可能性はクローダにおける製品イノベーションの中心であり、製品開発の全ての段階で考慮されるものです。
持続可能なパーソナルケア原料の開発にPurposeful Beauty™の実践をどのように取り入れているのか、ご紹介しています。
ASDの創設メンバーとして、2021年の更新状況を発表

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持続可能な製品イノベーション
- 新しい素材を作る際は、常に「グリーンケミストリーの12原則」を考慮し、持続可能性の影響評価を実施しています。
- お客様がより低温で調合(コールドプロセス)でき、製造時に必要なエネルギーとコストを削減できる原料を用意しています。
- 当社の特殊ポリマーは処方の耐水性と耐久性を向上させ効果を高めると同時に、使用回数を減らし消費者が使用する製品の量を減らします。
- 当社のUVフィルターは、消費者を太陽の有害な紫外線から保護するため世界中で処方利用されています。

持続可能な原料調達
- 化石・石油化学原料から脱却し、バイオベース製品への移行を加速させます。例えば、当社のECOレンジ界面活性剤は、従来のエトキシル製品に代わる100%バイオベースの代替品です。
- 天然素材は当社製品の中心であり、現在、原材料の69%が再生可能な天然資源から作られています。
- パーソナルケア製品の製造には、持続可能なパーム(RSPO)を使用しています。
- 当社は持続可能なヒマシ農家のコミュニティとヒマシ油およびデリバティブのサプライチェーンにおける持続可能性に焦点をあてたグループである、Sustainable Castor Associationの初期メンバーです。
- 当社は責任ある調達を推進する共同イニシアティブ、Action for Sustainable Derivatives(ASD)の創設メンバーです。ASDは「森林減少禁止、泥炭地開発禁止、搾取禁止(NDPE)」原則を順守するために、パームデリバティブ産業の転換を加速させています。

持続可能な製造
- 2030年までに、地球温暖化を産業革命以前の水準プラス1.5℃に抑制するという目標に沿って排出量を削減し、事業活動における再生可能エネルギーの利用を最大化することでScience Based Targets(SBTs)を達成します。その後、2050年までに温室効果ガス排出をゼロにする「ネットゼロ」組織を実現します。
- 使用時に二酸化炭素削減効果を発揮する製品開発にお客様と協力して取り組み、低炭素経済への移行を進めます
- 2030年までに、当社製品を使用することで事業に関連する二酸化炭素の排出量の4倍を削減できるようにします。
- 可能な限り、太陽光発電や埋め立てガスを熱と電力に変換してAtlas Pointの工場を稼働させるなど、代替エネルギー源を活用しています。埋め立てガスは工場操業の55%、およそ3,500世帯分の電力と同等の電力を供給しています。
- 水の消費量と廃棄物の生産量に責任をもって管理し、自然環境を保護します。2050年までに私たちの事業全体における廃棄物の埋立処分量をゼロにします。2030年までに水使用量を2018年比で50%削減します。

持続可能な未来のために
持続可能性は私たちのビジネス活動の中核をなすものです。2030年までに「気候・土地・人に対しプラスの貢献をする」という目標を掲げ、革新的な原料を提供する最も持続可能なサプライヤーとなることを目指しています。当社の持続可能性への取り組みについてご紹介します。
詳しく見るECOレンジ
持続可能な未来を加速するエコレンジクローダの界面活性剤のECO Range(エコレンジ)は100%植物由来、100%再生可能かつ再生可能エネルギーで製造されたものです。これらの成分は、市場で拡大する持続可能な製品への需要に応えるうえで役立つとともに、高性能な成分か再生可能な成分かを選ばなければいけない状況をなくします。
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